最近、ふとこんなことを感じませんか。
「なんだか家事が回らない」
「1日のやることが終わらない」
「前はもっと普通にできていたのに」
仕事が急に忙しくなったわけでも、家族が増えたわけでもないのに、
毎日の家事や用事がなんだか億劫に感じてしまう。
50代に入ってから、そのような戸惑いを覚える人は意外と少なくありません。
「ちゃんとやっているのに」終わらない感覚
洗濯をして、食事を作って、片付けて、買い物をして。
毎日やるべきことは、今もきちんとこなしているはずです。
それでも、いつも何かが追いついていないような感覚が残ってしまう。
「今日も全部はできなかった」と、心のどこかで自分にバツをつけてしまう。
若い頃は、多少無理をしても翌日にはペースを取り戻せていました。
平日に部屋が散らかっても、週末にまとめて片付けることができたものです。
しかし年齢とともに疲れは抜けにくくなります。
一度生活のペースが崩れると、元に戻すまでに時間がかかるようになります。
この小さな積み重ねが、やがて「家事がこなせない」という大きな負担感につながっていくのです。
家事そのものが増えたわけではない
50代になったからといって、家事の量が急に倍になるわけではありません。
それなのに、なぜか以前より負担に感じる。それは、自分を取り巻く状況が少しずつ変わっているからです。
体力や集中力が以前と異なります。昔なら一気に片付けられたことも、今は少しずつしか進められない。それは、休めばもとに戻るのではなく、休んでも疲れが残る日が増えるからです。
さらに、50代は「気がかり」が増える世代です。
- 親の介護や健康への不安
- 子どもの将来や教育
- 仕事での責任や定年後のこと
常に頭のどこかで何かを考えている。
その状態で家事をこなすには、思っている以上にエネルギーを使います。
「前はできていたのに」と感じるのは、それだけ多くのものを背負って頑張っている証拠なのです。
できない自分を責める必要はありません
家の中が思うように整わないと、つい自分を責めたくなってしまいます。
「自分の要領が悪いのかも」
「もっと段取りを工夫しなきゃ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
けれど、本当にそうでしょうか。
50代は、体力も、家庭での役割も、心境も、これまでと同じではなくなっていきます。
それなのに、やり方だけを「昔のまま」で続けようとすれば、どこかで無理が出るのは当然のこと。
「家事がこなせない」と感じるのは、決してあなたが怠けているからではありません。
今の自分に合わないペースでこなそうとして、苦しくなっているだけです。
まずは、「気のせいではない」と認めること
この「なんだかうまくいかない」という違和感は、決してあなた一人の問題ではありません。
50代という人生の転換期において、多くの女性が同じように通る、共通の感覚なのです。
だからこそ、一番大切なのは、「私がダメだからだ」と自分を責めないこと。
まずは、「今まで通りのやり方では回らなくなっている」ということに気づき、それを受け入れることから始まります。
そこから少しずつ、今の自分に合った方法を考えていけばいいのです。
あせらなくても大丈夫。
次の記事では、50代になると家事が急にきつく感じてしまう理由について、もう少し具体的にみていきます。


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