50代で将来が不安になる人・ならない人の違い 一人で抱え込まないための4つの行動

お金と働き方

50代に入り、将来への不安が現実味を帯びてきたと感じる人は多いと思います。
老後資金、仕事、そして健康のこと。
「今のままで本当に大丈夫なのかな…」と思う日が、以前より増えていませんか。

同じように不安を感じながらも、ずっと不安を抱えたままの人と、少しずつ気持ちが落ち着いていく人がいます。それは、性格の違いでも経済力の違いでもありません。

今回は、なぜその違いや差が生まれるのか、お伝えします。
自分がどちらのタイプに近いか、確かめながら読んでみてください。

将来が不安になりやすい人の特徴

不安を抱え込みやすい人には、共通する「考え方の癖」があります。まずは、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

① 頭の中で同じことを何度も考え続ける

不安を感じたとき、紙に書き出したり誰かに話したりせず、
頭の中で同じことを何度も繰り返していませんか。

「老後資金はいくら必要なんだろう」
「もし働けなくなったらどうしよう」

同じことを何度も繰り返し考えていても、頭の中だけでは答えは出ません。
ぐるぐる同じことを行ったり来たりしている状態で、そのうち、疲れだけが溜まっていきます。

② 「最悪のシナリオ」ばかりを想像して怖くなる

「年金はほとんどもらえないかもしれない」
「急に重い病気になるかもしれない」

まだ起きていないことを、もう起きたかのように想像してしまうタイプです。
未来のトラブルに向き合いすぎると、今できることさえ見えなくなってしまいます。

③ 正確な「数字」から目をそらしたまま不安になっている

「なんとなく足りない気がする」という不安が強い人は、ただ現状の数字を何も確認していないことが多いです。

  • 現在の貯金額を正確に把握していない
  • 将来もらえる年金の見込み額を調べていない
  • 毎月の支出がいくらなのか、家計を管理していない

数字があいまいなままだと、不安はどんどん大きくなります。

④ 一人で悩みを抱え込む

  • 家族にも相談しない
  • 友人にも弱音を吐かない
  • 専門家に相談もできない

「自分のことは自分でなんとかしなきゃ」と思う気持ちは立派です。ただ、それが行き過ぎると自分を追い詰めることになります。
一人で悩みを抱え込むと、冷静な判断ができなくなり、心が疲弊していきます。

将来が不安になりにくい人の特徴

一方で、将来の不安を上手に手放し、心が軽くなっていく人には共通の「行動」があります。
不安になりにくい人は、特別なことができる人というわけではありません。

① 不安を書き出して「見える化」する

不安を頭の中でぐるぐる考え続けることはせず、まずノートや紙に書き出します。

「老後資金が足りるか不安」
「いつまで働けるか分からないのが怖い」

ただ書き出すだけで、モヤモヤしていた気持ちが落ち着きます。
「何が怖いのか」がはっきりしてくるからです。

② 現実の「数字」と向き合う

「なんとなく怖い」という漠然とした不安を手放すために、一度きちんと数字を出してみます。

  • 貯金は今、いくらあるか
  • 毎月、生活にいくら使っているか
  • 将来、年金はいくら受け取れる見込みがあるか

完璧でなくても構いません。現実を知ることで「意外と大丈夫」と気づけたり、足りない場合でも「あといくら準備すればいいか」という具体的な目標が見えてきます。

③ 「今できること」を一つだけ決める

大きな問題を一度に解決しようとせず、まずは小さな一歩を踏み出してみると不安を手放せます。

  • 毎月5,000円だけ積み立ててみる
  • 今の保険が適切か、内容を見直す
  • 長く働ける方法など働き方を考え直す

どんなに小さなことでも、自分で「動いてみる」と、不安は確実に軽くなっていきます。

④ ひとりで不安を抱えず、誰かに話す

  • 家族や友人に話してみる
  • 信頼できる人に話す
  • お金の相談ができる専門家に聞く

「自分だけが悩んでいる」と思い込んでいたことが、実はよくある悩みだと分かるだけでも、気持ちは軽くなります。誰かと対話することは、自分一人では気づけなかった解決の糸口を見つけるきっかけにもなります。

不安を手放す方法は「考える」ではなく「行動できるかどうか」

不安が小さくなっていく人は、特に人より精神的に強いわけでも、特別な能力がある人でもありません。ただ、不安の中で立ち止まらず、少し行動しているだけなのです。

不安が大きくなってしまう人は、とても真面目な方です。

  • 「将来のために、ちゃんと考えなくては」
  • 「完璧な計画を立てなくては」

そうやって自分一人で正解を出そうとするあまりに、考えることが止まらなくなっているだけなのです。

今のあなたはどちらに近いですか?

ここまで読んでみて、今の自分はどちらのタイプに近いと感じましたか?

  • 答えの出ない悩みを、頭の中だけで考え続けていませんか
  • 具体的な数字を見ないまま「足りない」と決めつけていませんか
  • 「自分でなんとかしなきゃ」と、一人で抱え込んでいませんか

もし、心当たりがあったとしても大丈夫です。
大切なのは、今から一つだけでいいので行動してみてください。

  • まずはノートに今の気持ちを書き出してみる
  • 通帳を開いて残高を確認してみる
  • 「ねんきん定期便」で将来の年金見込み額を調べてみる

そんな小さなアクションが、あなたの不安を解きほぐす第一歩になります。

もし、それでも不安が消えないときは、
「自分一人で考えて解決しようとする」のをやめてみてください。

次の記事では、
「自分で考える」「家族と話し合う」「プロに相談する」
この3つをどう使い分ければいいのか、その具体的な方法をまとめます。

No.43 50代女性の老後不安、どうすればいい?貯金や年金が気になる人のための3つの行動

一人で抱え込むより、ずっと早く気持ちが楽になる方法があります。

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